プリントインクと加工・サイズと位置

プリントの種類

シルクスクリーンプリントでは
いろいろなインクや加工方法によって
多彩な表現を可能にします

ラバーインク

特別なご要望がない限り、一郎さんプリント工房では、ラバーインクを標準インクとして使用します。ラバーインクは発色がよく、薄色地・濃色地のどちらでも使用できる万能インクです。

ゴールド・シルバー

ラバーインクの特別色です。他色にはない高級感を演出します。

顔料インク

生地に染みこむ特性を持つため、通気性に優れ、風合いが良いとされます。ただし、黒地や濃色地には使用できません。特別な追加料金なく、ラバーインクと同じ料金でご利用いただけます。

蛍光インク

発色の強いビビットなネオンカラーです。水色・橙・黄・緑・ピンク・薄ピンクの6色展開です。ナイロン製品などプリントに向かないアイテムもございますので、ご利用の際にはあらかじめご相談ください。

蓄光インク

自然光や蛍光灯の光を蓄えて、数十秒間、暗闇でぼんやりと光るインクです。

ラメ

インクにグリッターというラメの粉を混ぜてプリントします。輝きのある仕上がりになります。生地の色によりラメの輝き方が異なります。

箔

専用の箔シートを貼り付けて、金箔や銀箔のような輝きを表現します。工程の都合上、片面のみの加工となります。通常の洗濯で落ちることはありませんが、直接アイロンをかけると、変色する場合があります。

フロッキー

野球のユニフォームなどに多く見られる、植毛シートを使用した立体感のあるプリントです。工程の都合上、片面のみの加工になります。

発泡

プリント部分が凹凸になり、立体感を表現します。複雑なデザインよりシンプルなものに向きます。工程の都合上、片面のみの加工になります。

写真プリント

4版組み合わせで4色以上の色を表現します。転写並みのフルカラープリント。ホワイト地専用のプリントです。

特殊加工サンプル

特殊な加工を使用して表現力を高めましょう
こちらでご紹介する例以外のご要望にも出来る限り対応いたします
お気軽にお問い合わせください

ラバーインク厚盛
ラバーグラデーション
ラバーひび割れ
ラメ + 写真
リブプリント
脇プリント
ラメ + ラバーインク厚盛り
箔かすれ

特殊加工の種類によっては、その作業の工程上、デザインやプリントに制限の出る場合があります。そのため、料金シミュレーションでの自動計算に反映することができません。実際に特殊加工をご利用の際には、料金シミュレーションの次の行程である本見積もりの段階で、詳細をご提案いたします。

プリントサイズ・位置の指定

プリント位置は規定の11ヶ所をベースに選ぶことができます
プリントデザインの大きさ、Tシャツのサイズにあわせて
最適な位置に調整してプリントします

詳細な位置を指定される場合

胸・背中のプリント位置は、「衿ぐりのリブ下から下へ○cm」と、ご指定ください。
左右胸のプリント位置は、「衿ぐりのリブ下から○cm･前中心から○cm」と、ご指定ください。
袖のプリント位置は、すそのステッチから上へ2cm以上となります。
XS以下のサイズについては、28cm×28cm以下のデザインに限定されます。その他のサイズについて不明な点がありましたら、ご相談ください。

プリント加工は手作業のため、位置には多少の誤差が生じます。また、お客様の詳細な位置指定がない場合の、「微妙なプリント位置」「縫い目や段差のある切り替えにプリントが入る場合のインクの擦れ・溜まり」などについては、何卒ご容赦ください。